ゲストキュレーターtupera tupera（ツペラツペラ）

亀山達矢と中川敦子によるユニット。
絵本やイラストレーションをはじめ、
様々な分野で幅広く活動。
絵本の著書は『しろくまのパンツ』や
『かおノート』などヒット作多数。

使って育てるレザーのティッシュケース

――

２つめのおすすめアイテムは、ティッシュケースですね。
これは、革ですか？

亀山

そうですね。
牛革だと思います。
もう何年も使って、色も変わってますね。

中川

私たちが買ったのは、何年も前だと思うんですけど、
定番でずっと作ってらっしゃるのかな。

――

そうみたいです。
どんな出会いだったんですか？

亀山

そう、senkiya（センキヤ）さんに行ったとき。
埼玉県の川口に、
「SENKIYA SHINMACHI」っていうのがあって、
カフェとか工房とかが集まってる場所なんですよ。
もとは植木屋さんの敷地で、
そこの中心になってるカフェがsenkiyaさん。
ほかに雑貨店やギャラリーがあって、
その中の一軒に、革の工房があったんです。

――

それが、このJOURNEYさんだったんですね。

亀山

はい。JOURNEYさんで、
このティッシュケースを手に取ったときに
とてもしっくりきて、それ以降長年使っています。

――

木の家具はもちろんですけど、
どんなところにあっても、自然になじみそうですね。

中川

ほぼ日さんで取り扱うのは、うちにあるのと一緒なんですね？
新品とはずいぶん違うみたい。
ずっと使ってるから、味が出たのかな。

――

お使いのものから、
さらにじょうぶで使いやすくなっているそうです。
革の感じは、ずいぶん変わるものですねー。

中川

革の表情も、ひとつひとつ違うでしょうし。

――

毎日使いますもんね。
やわらかくなって、ツヤも出て。

亀山

こういうティッシュケースって、
いいのにめぐり合ったら、一生ものになる。
だからこれは、いいと思いますよ。

スコッティなら、ケースがなくても

――

こちらは中身です。
たしか、打ち合わせのとき、
ティッシュではこれが好き、とうかがったので、
今回はセットにさせていただきました。

中川

そうですね。
一応、これを使ってますけど。

亀山

気にしなければ、なんでもいい、
ってなっちゃうようなものですけど。

――

そうですよね（笑）。

亀山

でも、やっぱりこれはいいですよ。

――

このままで出してても、大丈夫です。
ケースを使わずに置いてあっても、
シンプルで、ちょっとおしゃれで。

亀山

ほかにいいのがないんですよ。

――

すぐに使えるところに置くから、
「そこにあって、嫌じゃない」が大事ですね。

中川

そうですよね。
しょっちゅう使うものって、
目につく場所に置くことになるから。

――

箱もコンパクトですしね。
インテリアの雰囲気をこわさずに、
どんなお部屋にもなじみます。
中身のティッシュも、柔らかくて使いやすい。
デイリーに使うものだからこそ、
箱のデザインにも、ティッシュの質にも
ちょっとこだわりたいですもんね。

亀山

うんうん。
これなら、いいですよね。

――

ティッシュも、ティッシュケースも、
ごく日常の、ほんとに日用品ですけど、
そういうところに気を配りたいですね。